顕微鏡ステージトップインキュベーションシステム

製品概要

   

(左:チャンバー用、右:マルチウェルプレート用)

ibidi社製細胞培養顕微鏡ステージトップインキュベーションシステムは、
温度コントローラー、ガスインキュベーションシステム、および各種ヒートプレートとの組み合わせからなり、
顕微鏡上の環境制御
(温度、湿度、CO2、O2) を可能にし、細胞を短期および長期にわたって培養・観察することを可能にします。

正確・精密な加温制御が可能な温度コントローラーと、優れたガスミキサーと加湿用カラムにより、
顕微鏡観察中に培養環境を維持して細胞へのストレスを低減する必要があるライブセルイメージングに最適です。
数日間にわたるライブセルイメージングにも最適な環境を確保できます。

●用途
ライブセルイメージング / リアルタイム観察
・顕微鏡上での細胞培養
ケモタキシス実験

血管形成研究
遊走アッセイ
・増殖アッセイ

創傷治癒プロセスの評価
フロー環境下培養細胞観察

特長
・ライブセルイメージングアプリケーションに最適
・ペトリディッシュ、スライドガラス、ウェルプレートに対応

・pH、低酸素状態用のガス制御機構あり
・多くの倒立顕微鏡に対応
・低価格

装置構成
■ 構成:
●チャンバー用

●マルチウェルプレート用

チャンバー内環境制御


■ 顕微鏡上でin vivo環境を確立

細胞は環境の変化に敏感に反応します。温度、湿度、CO 2 / O 2レベルなどの要因は、細胞培養アッセイの結果に大きく影響します。
そのため、生細胞イメージング実験全体を通して最適な条件を正確に維持することが重要です。

ibidi社製顕微鏡ステージトップインキュベーションシステムは、1つのスライド/ディッシュ(ユニバーサルフィット)およびマルチウェルプレート(Kフレーム)で使用できます。
倒立顕微鏡での短期および長期の生細胞イメージングアッセイ中に、温度、CO 2およびO 2濃度、相対湿度の正確かつ信頼性の高い制御が可能になります。


■ 結露のない鮮明なイメージング

ヒーティングシステムのヒート蓋は結露を確実に防ぎ、生細胞顕微鏡観察中のイメージ品質を低下させる可能性があります。

蓋をプレートよりも高い温度に加熱することにより、垂直方向の温度勾配が作製されます。
この勾配と湿度制御により、細胞培養ディッシュの蓋の結露が防止されます。
また、細胞培養環境に必要な温度は常に維持されます。

参照データ

  
(左:創傷治癒アッセイでのMCF7細胞のギャップ閉鎖を示す生細胞イメージング)
(右:血管新生アッセイでHUVECの管形成を示す生細胞イメージング)

仕様

■温度コントローラー
仕様
温度安定性± 0.05 ℃
チャンバー内温度均一性± 0.5 ℃
温度制御範囲室温 ~ 45 ℃
制御チャンネル数4
温度制御用ソフトウェアあり
リモート制御
データ記録
外部温度センサーあり
アラーム機能あり
アナログ出力オプション

■ガスインキュベーションシステム

仕様
CO2制御制御範囲0.1 ~ 20 %
精度0.1 ~ 0.5 % (絶対値)
O2制御制御範囲0.5 ~ 21 %
精度0.5 % (絶対値)
湿度制御制御範囲20 ~ 99 %
精度1 % (絶対値)
ガスフロー制御範囲5 ~ 20 L/h