パルス波形/幅任意制御高エネルギーNd:YAGレーザー　ANL AWGシリーズ

ANL AWGシリーズはパルス幅およびパルス波形を任意的に制御できる高エネルギーナノ秒Nd:YAGレーザーです。
パルス幅は標準で1-20nsの範囲で可変および波形制御、オプションで0.15 – 500nsの範囲に拡張できます（波形制御は1-500ns）。OPCPAの励起、プラズマ物理学や衝撃物理学に最適なレーザーです。

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■ パフォーマンス

・最大パルスエネルギー：10 J (5 J x 2ラインを合成)@ 1064 nm
・パルス幅：1 – 20 ns (オプション：15 – 500 ns)
・パルス波形制御可能 (1 – 500 ns) 
・繰り返し周波数：10 Hz
・高調波発生 (オプション：第二、第三高調波)
・任意のパルス波形発生 (オプション：1 – 50 nsのパルス幅を125ps刻みで波形調整)

■ ANL AWGシリーズ仕様

*1： 継続的な改善のため、すべての仕様は予告なく変更される場合があります。「typical」とマークされたパラメータは仕様ではありません。上記の仕様はお客様のご要望に合わせてカスタマイズすることが可能です。特に明記されていない限り、仕様はオプションが無い1064 nmで測定したものです。
*2：出力エネルギーは、パルス幅が時間的に矩形波のFWHMで5 nsの時の測定値です。
*3：10 Jの出力はそれぞれ垂直と水平の偏光を持つ、2チャンネルの5 J出力を合成したものです。
*4： 高調波出力はオプションです。仕様値はご購入頂いた各高調波ユニットに対して有効です。また同時の出力はできません。
*5：第二高調波は変換効率を70%にあげられるLBO結晶に交換することが可能です。もしTH/FHオプションもご購入される場合、第二高調波の変換効率は50%減少します。
*6： パルス幅は125psステップで変更できます。標準のパルス調整幅は1 – 20 nsです。標準よりも短い、あるいは長いパルス調整幅はオプションになります。オプションのパルス整形は1 – 500 nsで可能です。
*7：安定した環境下で平均出力エネルギーを正規化した値（RMS、60秒の平均化）。
*8： 周囲環境の温度変化が±2℃以内で30分のウォームアップ後8時間測定した値。
*9： near-fieldで6-11次のスーパーガウシアン空間モード
*10：FWHMの位置で測定。
*11：集光素子を使用して集光面でのビームの中心位置の動きで評価（RMS、60秒の平均化）。
*12：電気的出力信号（TRIG OUT：3.5V @ 50 Ω）に対しての光パルスのジッター。
*13：システムサイズは仮のもので、お客様のレイアウトやオプションに依存します。
*14：ご要望により最長10mまで可能です。
*15：詳細はメーカーのカタログをご参照ください。
*16：電圧の変動の許容範囲は通常の値から-15% ~ +10%以内です。
*17：消費電力と外部冷却水はシステムの構成によって値が変わります。